先日23日、当館にてこどもが輝くブックトークコンサート2016を開催しました!
毎年多くの人に親しまれている物語を「音楽物語」にしてお届けしておりますこのコンサートシリーズですが、今年お送りした物語は、地元草津の民話!
草津市の花・青花にまつわる「青花の紙」という民話をもとにしたオリジナルオペレッタ『青花紙のうた』を上演しました♪
『青花紙のうた』は、脚本・演出を宝塚歌劇団の中村暁先生、音楽を千秋次郎先生に手掛けていただいたスペシャルなオリジナルプログラム☆
記念すべき初上演の今回は、プロアーティストによる生演奏とともにお楽しみいただきました!
舞台は江戸時代の草津。
木の川村に住むきよは、病気のお母さんと一緒に暮らす心優しい女の子。貧しい暮らしの中でもけなげに一生懸命働くきよの願いは、庶民には高級品の白いお米をお母さんに食べさせてあげることでした。
そんなある日のこと、きよの前に観音様が現れ、一本松の下にある木箱から白いお米ひとすくいを毎日授けられるようになったのですが……。
すてきな歌声と美しい旋律で描かれる物語の世界に、会場は釘づけ!
フィナーレの「心の青花」では、とっても大きな拍手が巻き起こりました♪
また、当日は、民話「青花の紙」の紙芝居イラストを手掛けられたイラスト作家・フィルム絵本作家タナベサオリさんの原画展をロビーで開催しておりました!
優しいタッチで描かれるとってもかわいいイラストに、足を止めて見入る方をたくさんお見かけしました!
第2部のミニコンサートでは、童謡やわらべうたを打楽器と箏のアンサンブルや合唱でお届け!
大人も子どももよく知っているお馴染みのメロディーを一味違う雰囲気でお楽しみいただきました♪
最後は『青花紙のうた』のフィナーレ・「心の青花」を会場の皆様と一緒に歌って終演です。
皆様、ありがとうございました!